【4分で解説!】要約・レビュー『転職2.0』

BOOK

「給料がいい代わりに、ハードな仕事を受け入れなければならない」

「やりがいを求めたら、給料やワークライフバランスはあきらめるしかない」

そうやって何かを我慢してしまう理由の一つは、ただ情報を知らないからです。
自分の過去の経験や、勤務している会社を基準にすると、漠然と不安や恐怖を感じてしまいます。
特に新卒で会社に入社し、一度も転職経験がない人は
「転職で我慢しない働き方が手に入る」と言われても、にわかに信じられないと思います。

(中略)

何が問題となっているのか、どこに我慢しているのかはわかってるけど、なかなか解決がつく問題ではない。
転職という選択肢は少し飛躍しすぎている、というイメージでとらえている人がまだまだ多い印象です。

著者-村上臣(2021). 転職2.0 SBクリエイティブ

どうも! 手取り20万サラリーマンのさとまると申します。

今回、ご紹介する本はこちら!

 

「転職2.0」
村上臣 著

 

 

 

突然ですが、今の職場で満足していますか?

・満足していないけど、働けなくなるよりはマシ……
・仕事に不満があっても我慢するのが当たり前だと思ってる……
・大手で将来は安泰だけど、裁量が少なくてやりがいが無い……

私自身も仕事はトレードオフであると思い込んでいました。

仕事とは、時間や健康、生きがいを犠牲にしてお金を稼ぐものだと、、、

 

しかし、本書はそんな思い込みに対し、これからの時代はそうじゃない、と言っています。

・これまでとは違う「転職2.0」とは何なのか。
・我慢しない働き方を手に入れるために何をすればいいのか。
・転職しなければいけないのか。

 

本記事では、私が共感した部分のご紹介になります。

※全文読まなくても、太字のところだけでもわかるようになってます。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

 

Q. 転職2.0って何? そもそも1.0って??

 A. 転職2.0は、自分の市場価値の最大化が目的
転職1.0は、1回の転職の成功が目的 

 

従来は、転職すること自体が目的であり、一回の転職で成功すれば良しと考えられていました。

 

しかし、高齢化や景気低迷により、個人の労働寿命が企業の寿命より長くなっています
一つの企業で生涯働き続けることは難しくなり、キャリア形成の裁量権
が会社側から個人に移りつつあるそうです。

ということは、自分自身の市場価値を高めなければ生き残れなくなるということです。

 

 

Q. 我慢しない働き方を手に入れるために、まず何をすればいい?

 A. 自分の適性や強みを見つける=タグ付けする。

 

理想の働き方を手に入れるためには、入りたい会社に自分の価値を認めてもらわなければいけません。

本書では、自分の価値はタグ付けすることで明確になり、会社に認めてもらえると書かれています。

タグは次の5つに分けて考える必要があります。

「ポジション」 「スキル」 「業種」 「経験」 「コンピテンシー」

自分の経験や知識、性格を棚卸し、5つのどれかに割り当ててみましょう。

私の例を示します。

 

 

本書の巻末にタグ分類表が載っていますので、興味が湧いたら具体的にどんなものがあるか、
本書を手に取って確かめてみて下さい。

「えっ!!そんなものもタグになるの!?」

というものもあるかもしれませんよ。

 

 

Q. 転職しないといけないの?

 A. 自分のフィーリングと照らし合わせ、現職が最善の選択であれば転職する必要はない。ただし、、、

 

転職するには、たくさんのエネルギーが必要になります。

休日に数多の企業を調べたり、履歴書を書いたり、面接の練習を行ったり……

平日の仕事終わりには転職エージェントと打ち合わせしたり、web面接したり、

貴重な休みを返上して面接を受けに行かなければいけません。

 

だから、無理に転職しろとは言いません。

楽しく生きることこそ、本当の目的なのです。

 

ただし、長い目で見れば今の苦労が将来の安定をもたらしてくれるかもしれません。

 

 

仕事を楽しめれば人生サイコー!

私自身本書を読むまで、転職に対するネガティブなイメージがありました。

 

しかしよく考えれば、新卒で一つの企業に入社して働き続けていたらその会社しか知りません。

社内での異動は受動的であり、自分が望む望まないに関係ありません。

 

キャリア形成を自分でしないといけないなとは思いました。

自分の人生は自分で決める。

誰が主導権を持っているわけでもないのです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

まだまだ紹介しきれなかった内容が山積みです。

もっと知りたい!と思ったら、実際に本書を読んでいただくことをオススメします。

今回ご紹介した内容は、私が独断と偏見で選んだ一部にすぎません。

 

本書は以下の構成で書かれています。

第1章 望み通りのキャリアを手にする「転職2.0」とは?
第2章 自己を知る ー「情報収集」から「タグ付けと発信」へ①
第3章 自己を高める ー「情報収集」から「タグ付けと発信」へ②
第4章 業界を見極める ー「スキル思考」から「ポジション思考」へ
第5章 会社を見極める ー仕事は「会社」ではなく「シナジー」で選ぶ
第6章 広くゆるいつながりをつくる ー「人脈づくり」から「ネットワークづくり」へ
第7章 転職を考えることは人生を考えること

私が今回取り上げたのは1,2章のみです。

各章末にまとめがされているので、そこだけ読んでも得られるものは大いにあります。

これを機に仕事へのネガティブな思い込みを払拭し、自らの手にキャリア選択の自由があることに

気づいていただけたら嬉しく思います。

 

作者の方はYouTubeでもお話しされていました。

よろしければご覧ください。

【転職2.0時代の新常識】20代で一度は転職すべき理由/30歳からリスキリングすべき理由/LinkedIn社長として学んだこと/キャリアオーナーシップを取り戻す/ジョブ型雇用の本質/タグ付けを意識せよ

 

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本記事を読んで転職に興味を持っていただいた方は、

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ではまた。

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