【4分で解説!】要約・書評『投資家みたいに生きろ』

BOOK

今の会社では安心できないかも……

老後に年金をちゃんともらえるのかなぁ……

こんな将来の不安を感じた経験ありませんか?

少子高齢化、老後2000万円問題、先が見えない不景気、などなど

 

僕も社会人になってから他人ごとではなく、自分ごととして真面目に考えなければいけない

と思っていました。

ただ先のこと過ぎて結局、思考停止になってしまうんですよね、、、

 

でも今は、将来のために今できる準備の仕方がわかり、自分のことは自分で面倒をみよう

というマインドになれました。

 

思考停止していた僕がです。

この本に出合えたことで人生は激変しました。

 

「投資家みたいに生きろ」 藤野英人

 

この本の内容を私なりにまとめると、

「投資こそ最高のコスパ!」

 

どうも、”さとまる”と申します。

自分の人生を心から楽しみたい29歳、手取り20万サラリーマンです。

この記事を読めば、

・投資家の思考や習慣がわかる
・日々の成長を楽しめる
・今抱えている不安を最小化できる

ぜひ、最後まで楽しんでいってください。……ちなみに、投資家になるための書籍ではありません。

それでは参りましょう。

 

これからは投資が不可欠!

以前、世間をにぎわせた次のニュースを覚えてますでしょうか?

 

令和元年6月、金融庁の”とある報告書”の一文が話題になった。

「夫婦2人が95歳まで生きると、老後のお金が2000万円不足する」

 

そう、いわゆる老後2000万円問題です。まだ記憶に新しい方も多いと思います。

この背景には人生100年時代があります。

推定では、2007年生まれの半数が107歳より長く生きるとされています。

 

さらには、少子高齢化もいよいよ目に見えて深刻となってきています。

そんな中、自分の身は自分で守らなければならない時代が来てしまったのです。

企業や国に頼っていた昔とは全く異なる時代が。

 

先のことなんかわからないし、

今が大丈夫だから何とかなるんじゃない?

と思うかもしれません。

しかし残念なことに、気づいてからでは遅いんです。

まだ身の危険を感じていない今だからこそ、備えをしておく必要があるんです!

 

その手段こそ、投資です。

投資とは、エネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為。

これと対をなす言葉が浪費です。

 

投資というと株の売買やデイトレードをイメージされるかもしれませんが、

普段の生活にも投資はかくれています。

勉強、仕事、運動、睡眠も全て投資です。

将来お金をもらったり、健康な体を手に入れるためには欠かせない要素です。

 

なんと言っても投資のすごい所は、

時間という資産を最大限生かせるところです。

時間をかけるほど複利が効き、価値は増していきます。

 

みんなが当たり前に持っているから気づきにくいですが、時間にはとても価値があります。

「時は金なり」なんて言葉もあるくらいですからねぇ~

 

つまり、行動が早ければ早いほど時間を多くかけられ、

その分未来からのお返しはあなたの想像を超えた価値をもたらしてくれます。

 

アインシュタイン曰く、複利は「人類最大の発明」なんだとか…

※複利の説明は、私の以前の記事をご覧いただければと思います。

 

 

足りないものは思考と習慣

投資家のように生きるためにはズバリ、次の2つが必要です。

 

投資家の「思考」

投資をしない人にはこんなことを思っている人が多いです。

 

・変化しないことが安定
・失敗が極端に怖い
・何もしないことが最大のリスク回避
・リスクはゼロになる
・時間は無限にある

 

触らぬ神に祟りなしって言いますし、、、

でも、投資の世界では

”何もしない”こともリスクになります。

 

ここで、30歳~60歳のうちに100万円をどうするかで比較してみましょう。

・投資で年利4%で運用した場合、324万円(+224万)
・貯金で金利0.002%を続けた場合、100万600円(+600)

 

でも年利4%で30年間運用し続けるって夢物語じゃないの?

という声が 、、、、

 

これに対しては、米国トリニティ大学や専門家の研究により、2019年から約150年間を遡ったところ

4%はかなり再現性が高い数値であることがわかっています。

 

ここで注目してほしいポイントは、貯金だけした時のお金が増えていないリスクです。

高い確率で224万円を手に入れられたはずなのに、600円にしかならないんです。

 

ここで、本書を読んで印象に残った部分を紹介します。

「リスクをとる」ということは、目を閉じて闇雲に飛び込むことではありません。

目を見開いて直視し、ちゃんと考えて決断をしてチャレンジすることです。”

”リスクがゼロになるのを待つのではなく、リスクを下げる努力をしつつ、よきタイミングで挑戦する。”

 

著者ー藤野英人 (2019). 投資家みたいに生きろ ダイヤモンド社

 

リスクを直視し、得るチャンスを逃さないようにしたいですよね!

 

 

投資家の「習慣」

そもそも投資とは、エネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為のことです。

その対象はお金に限りません。

持っているもの全てが投資対象なんです。

 

人によって様々ですが、本書の中では以下5つが投資対象として上げられています。

主体性(やりたいこと)
時間(平等に与えられたもの)
お金(過去・未来の缶詰)
決断(成功体験の積み重ね)
運(謙虚な気持ち)

 

そして、これらの根底にあるものこそ体が資本という考えです。

どんな大金を持っていても、遊べる時間があっても、

楽しむための体が無ければ意味がありません。

睡眠・運動・食事は100年時代のおいて3種の神器と化します。

 

今を楽しめなきゃ意味ないんじゃない?

と思われるかもしれません。

それは僕も賛成です。

全てを犠牲にして健康でいろ!ってことじゃなく、

楽しめる範囲で健康への投資をマイペースに行えばいいんです。

 

ここから本題、何をどう投資するのが効率がいいのか、、、

本書を読んで私が感じた結論、それは……

時間を自己学習に投資です!!

 

知識に完成などあり得ません。

上限が無いということは、時間を費やすほど価値は増すばかり。

そう、自己投資が最強の投資なんです。

 

自分自身こそが最大の投資先であることを信じてみて下さい。

話はそれからです。

 

 

資本主義だからこそ!

僕も現在、社会人4年目。

今の会社でずっと働いて老後は安泰なのか、年金はもらえるのか、

と漠然とした不安が付きまといながらも、

ニ度寝やマンガ、YouTubeに囲まれた生産性のない休日を過ごしちゃってました、、、

 

しかし本書と出会って考え方が変わったんです。

そもそも自分の面倒を自分でみるのは大人として当たり前なんじゃないか、と。

国や誰かに頼っているから不安なんじゃないか、と。

 

本書には自分の人生を自分でつかみ取るための思考・習慣が盛りだくさんで

休日ゴロゴロしていたのが嘘のように自己投資に目覚めちゃいました(笑)

 

投資家というとギャンブラーみたいなイメージが強かったんですが、

そのイメージもガラッと182° 変わりました!(少し行き過ぎ…)

 

学びこそ投資の根底であり、やればやるほど前進している感覚は

ゲームのレベル上げみたいですごく楽しいんです!

 

実際のゲームではレベルを上げたところでなにも残りませんが、

自分のレベル上げは明るい未来への投資になるんです。

さとまる
さとまる

学ぶって楽しい!!

この世のルールは資本主義。

資本を持つものが自由を手にすることができるんです。

その資本を増やすには投資は不可欠です。

 

 

いかがでしたか?

以下は、まとめになります。

1.投資家の「思考」
投資とはエネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為。
時間をかけることで価値は増し、希望を最大化できる。
2.投資家の「習慣」
全ての行動に投資?浪費?という自問自答。
自分の価値を高めることが最強にして最大の投資!

 

現在の自分は過去の積み重ね、未来の自分は過去+これからの積み重ね。

失った時間は戻らないからこそ、これからをどう生きるか、それが重要なんです!

 

ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました