仕事がツライけど転職なんて考えたことない…
今の会社のままでいいか、将来が不安…
転職したいけど何を基準にしたらいいかわからない…
と思ったことありますよね?
ずっと同じ会社で働きたくはないけど、何をしたらいいのかわからないこと。
僕もいつかは転職したいと思っていたけど一歩が踏み出せなかったんです。
でも今は、転職エージェントと共に自分のキャリア形成を始められているんです。
そう、この本に出合えたことで人生は激変したんです。
「転職2.0」 村上臣 著
この本の内容を私なりに一言でまとめると、
「これからは頼れるのは、会社じゃなくて自分!」
どうも、”さとまる”と申します。
自分の人生を心から楽しみたい29歳、手取り20万サラリーマンです。
この記事を読めば、
ぜひ、最後まで楽しんでいってください。
終身型雇用の次に来るのは?
近年、終身雇用制度の崩壊が叫ばれて久しいですよね?
それには大きく分けて、2つの理由がります。
1つ目は、労働人口が減少したことにより人材が不足が深刻化したから。
戦後の高度経済成長期にも同じように人材不足が起きてたそう。
当時は企業にお金がたくさんあったから、終身雇用制度を維持していくだけの余裕があった。
でも世界金融危機やコロナショックにより、もう企業側の体力がもたなくなっている。
それで今度は、働きやすい環境を整えることで限られた人材を確保する必要があったんだって。
その施策こそが、働き方改革、女性活躍推進、ダイバーシティなんです。
2つ目は、個人が望む働き方と会社側が求める成果が合致すれば、
どんな働き方でもよいということに企業側が気づき始めたからなんです。
それでは、終身雇用制度の次に来るのはどんな働き方なんでしょうか?
それは、ジョブ型雇用です。
ジョブ型雇用とは、企業側が職務を明確にした上でそれを遂行できる人材を
ピンポイントで採用することです。
つまり、これまでのように新卒で一括採用して、社内で育成するという形態ではなくなるということ。
これからは、例えば個人が企業に対し、次のような提案をするということが必要です。
明確な役割を言語化してアピールする必要があるのです。
これらのアピールポイントと企業が求める人材が一致すれば晴れて採用となるわけです。
このようなジョブ型雇用は、個人にとってはスキルアップになり、
企業にとっては効率的に成果を得られる、というわけです。
”目先の年収につられて一度の転職で大きな果実を得ようとして、痛い目を見る人が後を絶ちません。 ~中略~ 一度の転職を目的にするよりも、転職のたびに確実に成果を出してキャリアアップをしていくという発想が重要です。繰り返しますが、転職はあくまでも自分の市場価値を上げる手段の一つなのです。”
著者―村上臣 (2021). 転職2.0 ㈱SBクリエイティブ株式会社
個人の視点からすれば、できることがどんどん増えるため、
転職のたびに市場価値が高まるというわけです。
自分の市場価値を高めるためには?
市場価値を高める方法として最も効果的なものこそ、転職なんです!
でも、転職ってなんだかネガティブなイメージありますよね?
あの上司が嫌だから、この仕事がキツイから、通勤時間が長いから、
どちらかというと逃げの手段としてとらえられている雰囲気があります。
それに、強みやアピールポイントって自分でもわかりませんよね?
日本人は謙虚であることを美徳とするがあまり、周囲に自己主張することが苦手な風潮だそうです。
それは僕自身にも当てはまるんで、よくわかります……
でもそれはただ、転職に必要なものを知らないだけなんです。
そんなジョブ型雇用時代に必要なものは次の2つです。
1つは、正しい転職の価値観
転職は市場価値を高めるための手段であり、何度でもできるという価値観が必要になるということ。
これは転職のたびに成果を上げてキャリアアップしていくという発想です。
長労働時間や会社在籍年数が偉いという風潮も妨げになっている。
そもそもこのような意識になったのは、会社側がやりたいことを不明瞭にしていたことから
年次や経歴で昇給を決めるしかなかったから。
自分が望む人生を最終目標に置くことで、妥協しない自分らしい生き方を手に入れられるんです。
2つは、正しい転職の方法論
今までの自分を棚卸することで、客観的にどんな人材かを明確にします。
具体的には、これまでの実績を5つのカテゴリーに分類します。
そして、これらは自分自身のタグとなります。
これはレジュメ(職務経歴書)を書いてみることから始めることがオススメ。
その中から上の5つに振り分けていけば現時点でのタグ付けは簡単にできます。
そして、自分自身では気づかないタグを見つけるためには他人から評価してもらうことが重要。
知人や転職エージェントをに聞いてみると意外なタグが見つかったりするものです。
特に転職エージェントは業界に精通している場合が多いため、どんなタグに需要があるのかを知っています。
自分の目標に合ったタグを明確にし、そのタグを手に入れるための転職も有効な手段となります。
実際に転職活動をしてわかったこと
僕も転職活動は怖くて中々最初の一歩を踏み出せずにいました。
でもこの本を読んでリクルートエージェントを利用して、実際に面談させてもらいました。
すると、自分一人では気づかなかった仕事に対して求めていることが分かったんです。
ライフワークバランスを優先させたいと思っており、そのことを最優先事項にしました。
その時エージェントに、
「なんでライフワークバランスを大切にしたいと思ったんですか?」
と聞かれました。
「残業が多いからです。」
「何時間ですか?」
「25~30時間くらいです。休みの日も仕事のことを考えるのがつらいんです」
「なるほど、もしかしたら時間じゃなくて内容に不満があるんじゃないですか?」
その時、自分の中で妙に納得がいったんです。
確かに長時間だとしても、納得して仕事できていれば疲れたとはあまり感じません。
逆に短時間でも不満を抱えながらの仕事は倦怠感と疲労感を覚えたからです。
この時に、このエージェントは僕のことをしっかり理解しようとしてくれるから信頼できる。
それから現在に至るまで、企業情報を聞いたり、人生相談をしています。
まだ転職には至ってないけど、自分のキャリアが前進している感覚があるから楽しいんです。
いかがでしたか?
以下は、まとめになります。
自分がやりたいことを明確にして(供給)それに企業が合致すれば(需要)、
ピンポイントで採用する形態。
自分が望むキャリアを手にするためにはタグ付けして、
企業にアピールする必要あり。そのためには実績の棚卸が不可欠。
ポジション、スキル、業種、経験、コンピテンシーに分けて自分の強みを探そう。
ではまた。
コメント